家庭問題カウンセラー養成講座受講生からのレポート3
25年の実績を生かし「選択理論」をベースにしたオリジナルの「100日カウンセリング養成講座」を行っています。
カウンセラーになりたい方、他で勉強したけれど生かせていない方。しっかりと現場で生かせるカウンセリングを教えています。
第三回カウンセリング講座
今回はDVとその支援について学びました。
私のDVの定義は身体暴力がメインだと思っていました。
私の父は言葉のDVだったとつくづく感じます。
人情味があり、正義感もある父でしたが、自分の感情を抑える事がとても苦手で、かっとなると他人にも平気で怒りをぶつけてしまうひとでした。
家の中では母に怒鳴り、家で電話している時も大声で毎日のように怒鳴っていました。
よくそんな体力があるなと思うくらい、3.4時間平気で狂ったように怒鳴り続けていました。
そして怒鳴った後は比較的穏やかです。
私は毎日いつ怒鳴るのかと顔色を伺う事が普通になり、いつ怒鳴りだすか分からないので体も常に過緊張な状態でした。もちろんそれにより不眠なども起きていました。幼少期の子供に対する影響はとてつもなく悪影響です。
大人になってそれをつくづく感じます。
私は今でも男性の怒鳴り声を聞くと、体が固まり怖くなり、その後にもの凄い怒りが湧いてきますが、なるべく境界線を引くようにしたり、あの人は可哀想な人なんだと思って昔の傷ついた自分と重ねないよう努力している最中です。
DVやモラハラ問題は、外から見えないことも多いので、苦しんでいる方がたくさんいると思います。私が悪いからこうなるんだと自分を責めてしまうケースも多いと思います。
そしてその傷はとても深くなかなか1人の力で改善するのは難しいとも思います。
なので、自己肯定感と抜け出す勇気がとっても必要であり、それを話せるカウンセラーが必要だとかんじます。個人のエンパワーメントが引き出せるよう、周囲の環境や支援はとても大切だと感じます。
第四回カウンセリング講座
今回は離婚、再婚の基礎知識と支援の心得についてでした。
現代において、昔よりも離婚や再婚する方が増えてきているのを感じます。
それにより周囲の目も変わってきていると感じます。
昔は離婚したら、大変、周りにいいずらい。
子供はどうするんだとか離婚せず我慢するべきだとゆう風潮が色濃くあったと思います。
私もその考えの1人です。
子供の目線からしても、離婚は良くない事だと思っていました。
今の私の考え方は180度変わりました。
離婚とゆう形をとっただけであり、離婚する事は幸せになる場合もあります。離婚して父親や母親が以前より生き生きしていたら、子供達も悪くないと分かるはずです。
何より重要なのは離婚したその先だと思います。
カウンセラーとしてできる事は、法律の知識を身につける事も重要です。その本人達が未来を明るく進める一歩を踏み出すきっかけになればと感じます。
今だに離婚するにあたって、お金で苦労する方は多いと思います。
特に子供さんもいるシングルマザーの方は養育費が支払われなかったりすると、死活問題です。
そこはきちんと法律や行政や、国全体でのフォローが必須だと感じます。
離婚してもきちんと育てられる環境があり、国の制度が整っていれば、苦しい思いをして結婚生活を続ける必要もないですし、離れることにあより家族みんなが幸せになる場合もあります。
ステップファミリーの語源も初めて知りました。
私の友人は子連れの方と結婚ましたが、いろんな悩みや葛藤はあったと思います。
そしたそれはなかなか周りには相談できなかったりすると思います。
それは当事者にしか分からない事なので、周りも適当に発言するのではなく、やはり見守る選択肢も身につける事が、大切だなとつくづく感じました。
一人じゃないんだよ、その気持ちも分かるよって寄り添えるカウンセラーがもっとたくさん増えてステップファミリーの人達がもっと楽しく生きやすい時代になってほしいです。
(M.H)