家庭問題カウンセラー養成講座受講生からのレポート2

カウンセラー養成講座について

「選択理論」をベースにした「100日カウンセリング」のカウンセラー養成講座を行っています。

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私はカウンセラーとして認知行動療法やアンガーマネージメントなど、様々なカウンセリング手法を学んでいますが、一番好きなのがアメリカのウイリアムグラッサーの「選択理論」です。

現在も選択理論学会の講座やロープレ練習会に継続的に参加して学び続けています。

自身では「選択理論」をベースにカウンセリングシートを使った継続カウンセリングの手法を作り上げて、思考習慣を作るためのトレーニングをカウンセリングに生かしています。

講座に参加した受講者のレポート

選択理論の「上質世界」について学びました。

100日カウンセリングシートをしていて上質世界の話を聞いた時に、初めてわかったのですが、私は自分の「上質世界」が相手も同じであると昔から思っていました。
もし違ったとしても私が一方的に私の「上質世界」について話し、相手に押し付けていた事がよくあったなと気づきました。

「上質世界」で人の個性は作られているので、自分と他人は違っていて当たり前で、だからお互いに理解しあえないこともあります。

私は意見の違う人に対して「なぜこの人は分かってくれないの?」とか「この人とは合わないな」って距離を置いたり、たまに言い争いにもなったりしました。そんな時には「私は正しいのに相手が間違っているんだ」と決めつけた考えをしていた事に気づきました。私はこれまでなんて我儘な考え方をしていたんだと反省もしました。

相手も同じだと思っていたからこそ、お互いの違う考えに深く傷ついたり、孤独を常に抱えてる事が多かったです。

カウンセリング講座で「上質世界」を知り、そもそも自分と相手とは持っている世界も大切にしている欲求も違うのが当たり前なんだと気づきました。

気づく事ができたので、すごく心が解放されて楽になりました。
それは、善か悪で判断する事ではないし、判断してはいけないんだなと学びました。
学んだ事により相手を尊重して受け入れる事ができるようになってきました。

苦手な人に対しても、相手の「上質世界」には何が入っているんだろう?とか「この人は基本的欲求の何が強いのかな?」などと今では一歩引いて考える事ができるようになってきたので、以前より辛くなくなりました。(MHさん)

上質世界とは?

人が心にもっている大切なアルバムです。

そこに張り付いているものは

1.ともに居たいと思う人

2.最も所有したいと思う物、事

3.行動の多くをしめる信条(願望や夢など)

これがその人の個性を作っています。

相手の個性を理解することで、自分とは違った考え方をするのは当たり前だし、上質世界にあるものはその人にとってとても大切なものなので、決して否定してはいけないということに気が付くことができます。

周りの人の個性を、考えてみてください。