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渡邊菜美子

どんな家族イメージを持っていましたか?

私は子どものころから、いつかお母さんになったらこういう風になりたい・・・というイメージを持っていました。

子どもは2人くらいかなぁ
一緒にお菓子作りとかしてもいいなぁ
私は工作とか好きだからそういうのも色々一緒にやりたいなぁ

そして、自分が子どもの頃にやってもらいたかったことを
自分の子どもにはやってあげたいと思っていました。

両親は共働きで、私は小学校1年生から鍵っ子でした。
自由に友達と遊べたし、自分のことを自分でする力はついたと思います。

大人になって私も働くようになって、正社員で働く両親が大変だったことは理解できたし
その中でもできるだけのことをやってくれたことには感謝しています。

でも、いつも暗くなるまで家で1人でいるのは、心細い日もありました。
体調が悪くて学校を休んでも、病院に連れて行ってもらった後は1人で家で寝て過ごすのが普通でした。

沢山のイメージの中でも
≪いつか子どもができたら、家で「おかえり」を言ってあげたい》という想いは一番強かったかもしれません。

子連れの彼と結婚すると決めたあと、私は仕事を辞めました。
土日も休めない、出張も会議もあるし、転勤もある、繁忙期は夜中まで残業することもある立場だったので、このままでは私のイメージする子育てをすることはできないと思いました。

当時の仕事はすごくやりがいもあったし、楽しかったけど、継子のお母さんになるのなら、しっかり向き合わなくちゃいけない!!という想いの方が強かったんですよね。

継娘の小学校入学に合わせて結婚したので、継娘の学校の帰りを待って「おかえり」という毎日が始まりました。

出迎えて、おやつを一緒にたべて、宿題をみてあげて、明日の準備を一緒にして。
早い時間に夕飯を食べて、お風呂に一緒に入って、本を読み聞かせてあげて、寝かしつける。
夫は仕事の帰りが遅くて、継娘の世話はお母さんになったんだから私がするのが普通だと思っていました。

仕事を辞めて、母になって、自分の望んでいた家族イメージに近づいたはずでした。

でも、数か月経ったころ、
継子の帰ってくる足音が聞こえる時間帯になると、気持ちが落ち込む自分がいました。

毎日、慣れない家事・育児の繰り返しの中で、なりたかった「家族のイメージ」ではないことに気づきました。
ついこの間まで「努力すれば結果の出る仕事」でバリバリ働いていた自分とのギャップもありました。
しつけや、日常生活のトラブルにも悩みましたが、これについては長くなってしまうので、また今度お話しようと思います。

どうして、こんなに気持ちが落ち込むのか、何かがおかしい。そう思いました。
私は願っていたことをやっているはずなのに、全く幸せを感じていなかったのです。

自分の願っていたイメージ通りのことを、継子ともしなければならないと思っていたけれど
実際は、血のつながりも無い継母と継子が、普通の母子のようにやることは難しいことでした。

「継母だから私はやらない」ということも意地悪な気がするし、いつかセメントが生まれたときに継子が差を感じるようなことにはしたくなくて、当時は自分の感情に無理やりふたをして生活していたような気がします。
だからいつもイライラしていたし、ちょっとしたことでも腹が立って・・・。

仕事をやめて、地元でもない場所で、夫の子どもを私がメインで育てて。
継子のことを必死でやっても、感謝されるどころか疎ましがられる。
何やってんだろう・・・と逃げ出したくなることも何度もありました。

今振り返れば、私は私自身が持っていたイメージに追い詰められていたんだと思います。

私はこんな母親でありたい。こんな家族になりたい。

初婚同士の結婚なら、まだ叶えようもあったかもしれないけれど、
私は既に子どもがいる彼と結婚したのに、それでも無理やり自分のイメージに近づける努力をしていました。

そりゃ、苦しくもなりますよね。
でも、当時は真剣でした。

子連れ再婚家庭だから我慢したことは、正直沢山あります。
でも「子連れ再婚家庭だからできない」なんて思いたくなかったんですね。

それから時間をかけて、夫と何度もぶつかったり、話し合ったり、継子とも話し合いながら、我が家流を見つけてきました。

今は家事は分担しているし、自分にできないことは「お願いします」と夫に頼むようにしています。
継子の学校関連は、夫にも動いてもらうように変えました。
今でも子育てや家事の比重は私寄りですが、「やれないこと・やりたくないこと・向いていないこと」を無理して努力するのはやめました。
夫との連携を築くのに時間はかかりましたが、今はとても落ち着いています。

数年かけて自己流で見つけ出すこともできるかもしれませんが
M-STEPのカウンセリングでトレーニングをすることでその期間はぎゅっと短縮できると思います。

もし、私がこの結婚をして最初の数年でトレーニングを受けられていたら、きっともっと早く、気持ちが楽になれたんだろうなと思うくらい、効果のある内容になっています。

ステップファミリーとして暮らすことは、
好きな人と一緒になれたことに幸せを感じる瞬間や
家族が笑顔で過ごしている瞬間にふとした幸せを感じることもありますが
それ以上に、難しいことや悩んでしまうことも多いですよね。

今の生活は
あなたがイメージしていた生活ですか??

辛くなってしまうのはあなただけではありません。
無理しすぎないでくださいね。

 

 

渡邊 菜美子

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