椎骨動脈解離と脳動脈瘤!?私、死ぬの??
皆さま、こんにちは。
M-STEP認定カウンセラーの辻朱穂です。
とってもお久しぶりのブログ更新となってしまいました。
ぜひ、最後までお読みいただければ嬉しいです。
ゴールデンウイークは楽しく過ごせましたか?
私の周りでは、連休中、元気いっぱいな子供の相手をして疲れ果てたというお母さんがたくさんいました。
頑張りすぎだよ~、自分にご褒美あげてゆったり過ごす時間を作ってほしいなと思いました。
お疲れ気味だわという方は、しっかりと自分癒しをしてくださいね!
そんなこと言っている私は、皆さまのように頑張ってはいませんが・・・
ちゃっかり自分にご褒美!ゴールデンウイーク前半で、札幌へ行ってきました。
残念ながらゆっくり観光という旅行ではなく勉強が目的だったのですが、お友達におススメいただいたお店を片っ端から回って、グルメを満喫してきましたよ。
で、この札幌行きですが・・・
関東から札幌へ行くなら東京から飛行機が一般的かなと思います。
空路があれば陸路と海路もあります。
私の住む場所からは幸せなことに陸海空どれも選択肢に入りました。
ですが、私、実は病気になってしまい空路は使えません。
椎骨動脈解離(かまいたちの濱家さんも罹患しご存じの方もいると思います)になり、さらに脳動脈瘤も見つかったことで、飛行機のような気圧変動が起こる乗り物は避けなければいけなくなったためです。
札幌に入ってからの移動を考えると自分の車を持っていけたら楽だなと思ったので海路を検討しましたが、予約枠空き無し!残念・・・
ということで、陸路で9時間かけて行ってまいりましたよ。
この9時間、私にとっては生きること、自分のやるべきことは何かなどと向き合う時間にもなり、結果的にはとても良い旅となりました。
私の脳動脈瘤は今すぐ破裂しそうという所見ではないようですが、でも血管の状態がわからないので、1秒後に破裂するかもしれないし、50年後かもしれません。
せっかちで結論を急ぐ私は、こんなことなら余命宣告のほうがよかったよなんて思いました。
もし、あと1時間しか生きられませんと言われたら・・・
何をしますか?
私、お風呂に入って身を清めて、化粧をして、最後に着たい服を着てきれいな布団に横たわると思います。傍らにエンディングノートをおいて。
あと24時間しか生きられませんと言われたら・・・
何をしますか?
私は子供たちに会いに行きます。抱きしめます。抱きしめてもらいます。死ぬまでそばにいてもらいます。最後まで笑ってお話をしていたいと思います。
あと1週間しか生きられませんと言われたら・・・
と考えてみてください。
私もそうでしたが、多くの方が後期高齢者といわれるまで生きるつもりでいますよね。
でも、生まれた瞬間から死は必ず訪れるものと決まり、その時は誰にもわかりません。
1秒後かもしれないし、1時間後かもしれない。
明日かもしれないし50年後かもしれない。
もし明日まで生きられないとわかったら、今日、何をしますか?
家族とどんな会話をしますか?
怒りをぶつけるでしょうか?
無視してベッドに入ってしまうでしょうか?
誰かに感謝を伝えたくなりませんか?
大切に思っている人が目に浮かびませんか?
あなた血を分けた家族はもちろん、目の前のパートナーや、継子に対しても、私の人生を豊かにしてくれてありがとう、刺激をくれてありがとうと言いたくなりませんか?
もう会えなくなる人と分かっていたら、優しい言葉があふれてくると思います。
すごく哲学的なお話になりましたが、日常を平凡に過ごしていると鈍感になるところですが、実はすごく幸せなことであることを思い出してほしいなと思います。
それと、私たちのカウンセリングについても思い出して欲しいです。
私たちのカウンセリングは選択理論を基礎としています。
この選択理論では人は外側の刺激によって動機づけられるにではなく、人は内側から動機づけられると定義しています。
つまり、すべての行動は自分が選択している(選択できる)と考えます。 自分の行動を選択できるのは自分だけなので、自分の行動は他人に選択されません。
起こっている現実の責任は自分にあるとも言えます。また同様に、他人の行動をあなたが選択することもできないと考えます。 他人は変えられません。
この理論って、とても平和だと思いませんか?
問題が発生した時には、相手を否定せず、自分との違いを明確にして、必要な時にはその違いについて伝えたり、歩み寄るための交渉をします。
え?難しいですか?
これって、逆にあなたも否定されないということですよ。すごく平和~♬
極端ですが、あなたが明日死ぬかもしれないと思った時に発する感謝の言葉を聞いて、パートナーや継子はどんな顔をするでしょうか?あなたの実子はご両親はどんな反応でしょうか?
他人は変えられない、変えられるのは自分だけ。あなたが自分で自分の行動を変えることで、周りの反応は変わります。
カウンセリングは誰のためでもない、あなたの人生を豊かにするための学びです。
私は今回の病気がわかったとき、カウンセリングを学んでいてよかったと思いました。
すでに私は自己肯定感をあげていたし、選択理論を知っていたので、気分転換の方法や、目標のかなえ方も学んでいたので、病気の事実に長く落ち込むこともなく、前を向くことができています。
そうして自分の行動が変わると、周りに人達の反応も変わります。
いま、私の周りにいる人たちは、単なる心配ではなく、私が笑顔でいられるよう心から応援してくれます。とっても励まされて幸せです。
ステップファミリーの現実に悩んでカウンセリングを受けながら学んだことが、私の人生すべてに役立っている実感を持っています。
だから言えます、100日間の学びが一生モノの学びになります。
もっと心軽やかに、平和な世界を1日でも長く生きるため、ぜひカウンセリングにお越しくださいね。

M-STEP認定カウンセラー
辻朱穂