怒りが子どもに与える影響
子どもと長く接する冬休み…
ご飯の支度や片づけが増え、宿題やらない問題など、大変だった方もおられるかと思います。
おつかれ様でした!
かつて、私は子どもと過ごすことが苦痛で仕方なくて、長期休み恐怖症でした。
毎日、毎日、怒鳴り散らしていました。
そして、怒らせる子どもが悪い!と思っていて
実際『ママを困らせるために生まれてきたの?』と言ってしまった事も…
イライラばかりで、うまくいかない育児をどうにかしたくて、7年前に育児を学びました。
ガミガミ、声が枯れるほど怒鳴っていた私が、
今は、なんと『怒らない育児』を実践しているのです。(年に数回は、過去のヤクザな私が出てきてしまいますが…笑)
怒らなくても、伝わる方法を知ったことに加えて、怒ることで子どもに与える影響を知り、自分のためにも、やめよう…と決意できました。
1、怒られることに慣れてしまう
最初は、怒られるのが怖くて、言うことを聞く子も繰り返し怒られるうちに、慣れてしまいます。すると、親の怒鳴り声がBGMのようになってしまいます。
そうすると、今度はもっと大きな声で怒鳴らないと聞いてくれなくなります。
そして、さらにその声にも慣れて、もっと強い刺激を与えないと、やらなくなります。
つまり、叩くなどの体罰です。
その刺激にも慣れていき…
最終的には「虐待」へとつながることもあります。
2、脳が傷つく
近年、脳科学の研究が進み、日常的に激しい怒りを受けていた子どもの脳は、傷ついて変形することがわかってきました。
例えば、コミュニケーションに重要な役割を果たす、側頭葉にある聴覚野が大きくなってしまいます。すると、聴覚に障害が生じるだけでなく、「知能」や「理解力」の発達にも悪影響が出てしまうといわれています。
他にも、脳のあらゆる部分の変形がみられる事がわかっていて、適切なケアを受けられなかった場合、大人になってからも様々な影響が続きます。
3、人の顔色をうかがうようになる
日常的に怒られる事で、何かするたびに親の顔色や反応をうかがうようになります。
家庭外でも、先生や友達などの反応をうかがうようになり、積極性が低下してしまいます。
また、行動の目的が『怒られない事』になるため、自分で考えて行動する機会が少なくなります。つまり、自立を阻む原因になってしまうのです。
4、思い通りにならないときは怒ってもよい、と学習してしまう
怒りは、理想と現実に差ある時に発生します。
例えば、
子どもは親の言う事を聞く
使ったら片づける
勉強はやるもの
など、理想とする子どもと、現実の子どもの言動にギャップがあるから怒りが湧きます。
そして、怒りは親から子など、立場が強いものから弱いものに向く特徴があります。
日常的に親の怒りを見ている子どもは、思い通りならない時に癇癪や怒りで対処することを誤学習してしまいます。
外で友達や年下の子に対して、怒りをぶつけるなど、トラブルを起こしてしまう事もあります。
まだまだ、怒りが子どもに与える悪影響は、たくさんあります。
怒りのメカニズムと対処、そして、怒らなくとも、子どもの心に響く伝え方がわかれば、怒らない育児はできるようになります。
私が開催しているアンガーマネージメント講座は、ガミガミママだった私自身が受講して、怒りを上手に伝えられるようになった講座です。
イライラに振り回されたくない!と思う方は、是非参加してみてくださいね。
講座の詳細は、こちらのブログをご覧ください。
https://m-step.org/counseling2/2024/01/05/%e5%ad%90%e8%82%b2%e3%81%a6%e3%81%ae%e3%82%a4%e3%83%a9%e3%82%a4%e3%83%a9%e8%a7%a3%e6%b6%88%e6%b3%95-2-2-2-2-2-2/
また、お問い合わせは、公式LINEからお願いいたします。
https://lin.ee/TFWG1Sm
ご飯の支度や片づけが増え、宿題やらない問題など、大変だった方もおられるかと思います。
おつかれ様でした!
かつて、私は子どもと過ごすことが苦痛で仕方なくて、長期休み恐怖症でした。
片づけなさい!
何回言えばわかるの?
いい加減にして!
毎日、毎日、怒鳴り散らしていました。
そして、怒らせる子どもが悪い!と思っていて
実際『ママを困らせるために生まれてきたの?』と言ってしまった事も…
イライラばかりで、うまくいかない育児をどうにかしたくて、7年前に育児を学びました。
ガミガミ、声が枯れるほど怒鳴っていた私が、
今は、なんと『怒らない育児』を実践しているのです。(年に数回は、過去のヤクザな私が出てきてしまいますが…笑)
怒らなくても、伝わる方法を知ったことに加えて、怒ることで子どもに与える影響を知り、自分のためにも、やめよう…と決意できました。
1、怒られることに慣れてしまう
最初は、怒られるのが怖くて、言うことを聞く子も繰り返し怒られるうちに、慣れてしまいます。すると、親の怒鳴り声がBGMのようになってしまいます。
そうすると、今度はもっと大きな声で怒鳴らないと聞いてくれなくなります。
そして、さらにその声にも慣れて、もっと強い刺激を与えないと、やらなくなります。
つまり、叩くなどの体罰です。
その刺激にも慣れていき…
最終的には「虐待」へとつながることもあります。
2、脳が傷つく
近年、脳科学の研究が進み、日常的に激しい怒りを受けていた子どもの脳は、傷ついて変形することがわかってきました。
例えば、コミュニケーションに重要な役割を果たす、側頭葉にある聴覚野が大きくなってしまいます。すると、聴覚に障害が生じるだけでなく、「知能」や「理解力」の発達にも悪影響が出てしまうといわれています。
他にも、脳のあらゆる部分の変形がみられる事がわかっていて、適切なケアを受けられなかった場合、大人になってからも様々な影響が続きます。
3、人の顔色をうかがうようになる
日常的に怒られる事で、何かするたびに親の顔色や反応をうかがうようになります。
家庭外でも、先生や友達などの反応をうかがうようになり、積極性が低下してしまいます。
また、行動の目的が『怒られない事』になるため、自分で考えて行動する機会が少なくなります。つまり、自立を阻む原因になってしまうのです。
4、思い通りにならないときは怒ってもよい、と学習してしまう
怒りは、理想と現実に差ある時に発生します。
例えば、
子どもは親の言う事を聞く
使ったら片づける
勉強はやるもの
など、理想とする子どもと、現実の子どもの言動にギャップがあるから怒りが湧きます。
そして、怒りは親から子など、立場が強いものから弱いものに向く特徴があります。
日常的に親の怒りを見ている子どもは、思い通りならない時に癇癪や怒りで対処することを誤学習してしまいます。
外で友達や年下の子に対して、怒りをぶつけるなど、トラブルを起こしてしまう事もあります。
まだまだ、怒りが子どもに与える悪影響は、たくさんあります。
怒りのメカニズムと対処、そして、怒らなくとも、子どもの心に響く伝え方がわかれば、怒らない育児はできるようになります。
私が開催しているアンガーマネージメント講座は、ガミガミママだった私自身が受講して、怒りを上手に伝えられるようになった講座です。
イライラに振り回されたくない!と思う方は、是非参加してみてくださいね。
講座の詳細は、こちらのブログをご覧ください。
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