顔色をうかがう毎日に疲れたあなたへ
〜家庭の中で安心できないとき、まず大切にしたいこと〜
ステップファミリーとして新しい家族の形を築こうとしている中で、
「最近、旦那の機嫌が悪くて…」
「声をかけても無視されたり、大きな音を立てられたりして、怖くなる」
そんな日々を過ごしていませんか?
もしかしたら、自分でも気づかないうちに、相手の顔色ばかりうかがって暮らしているかもしれません。
本当はもっと、穏やかに過ごしたいのに。
今日は、そんなあなたの心が少しでも軽くなるように、
家庭の中で感じる“見えない圧力”と、そこから自分を守る工夫についてお話しします。
無視・大きな音・ため息や不機嫌な空気…
家庭の中でこんな場面、ありませんか?
・話しかけても無視される
・ドアや物を強く閉める音にビクッとする
・会話がなく、ただ不機嫌な空気が漂っている
これらは、言葉にはならないけれど、確実に心を傷つける態度です。
日々そんな空気にさらされていると、自分の感情や希望はどんどん後回しになっていきます。
「私が悪いのかな」「気をつけなきゃ」と、
本来2人で築くべき家庭の空気を、一人でなんとかしようとしていませんか?
まず伝えたいのは、「あなたは悪くない」ということ
相手が不機嫌になるのは、あなたの責任ではありません。
たとえそれが夫でも、家族でも、誰かの機嫌で自分の気持ちを押しつぶす必要はないのです。
あなたが「怖い」「しんどい」と感じているのなら、その感覚は正しいもの。
無理に受け入れなくていい。まずは、自分の感じたことを認めてあげてくださいね。
~自分を守るための小さな工夫~
① 気持ちを伝えてみる(無理のない範囲で)
「最近、ちょっとピリピリした空気があって、私も落ち着かない気持ちになることがあるよ」
「安心できる家庭でいたいから、穏やかに話ができると嬉しいな」
責める言葉ではなく、自分の気持ちを主語にすることで、相手も受け取りやすくなることがあります。
ただし、相手の状態によっては「今は伝えない」という選択もOKです。
② 心の中で境界線を引く
・「今の態度は、私のせいじゃない」
・「相手が不機嫌でも、私の心まで支配させない」
こんなふうに、自分の心に境界線を引くイメージを持ってみてください。
これは“冷たくする”のではなく、自分の安心のために必要な「心の距離感」です。
③ 安心できる時間・空間をもつ
不機嫌な空気の中にずっといると、感覚が麻痺してきます。
そんな時は、少しでも安心できる時間を意識的につくってみましょう。
・好きなカフェに行く
・信頼できる人と連絡をする
・自分の部屋にこもって音楽を聴く
・誰かとつながる
「私はここでは、自分のままでいていい」と思える場所が、ひとつでもあると心は回復していきます。
最後に:あなたの心を一番に
家庭という場所が、あなたにとって安らげる居場所であることはとても大切です。
もし今それが難しいと感じるなら、
「家庭のために我慢する」よりも、「自分の心を大切にする」ことを選んでいいんです。
あなたが今感じているしんどさは、とても正直なサイン。
それに気づけたあなたは、もう十分がんばっています。
あなたが安心して過ごせる日々が、少しずつでも増えていきますように。
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