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平田 えり

幸せは見つけるものではなく、気付くもの ― ステップファミリーで育てる“今ある幸せ” ―

ステップファミリーとしての生活が始まると、
「家族らしくなりたい」「もっと仲良くなりたい」と願う一方で、
思い通りにならない現実に戸惑うことも少なくありません。

でも、幸せはどこか遠くにある“特別な出来事”ではなく、
日常の中に静かに息づいているもの。
今回は、選択理論心理学の視点から「幸せに気付く力」について紐解いていきます。

【幸せは見つけるものではなく、気付くもの】

「もっとこうなりたい」と努力することは、とても大切です。
けれど、がんばるほど“理想の家族像”とのギャップに苦しくなることもあります。

選択理論心理学では、
私たちは外の出来事によって感情を支配されているのではなく、
自分の“認知”や“選択”によって感情をつくっていると考えます。
つまり、幸せは外からやってくるのではなく、
自分の中にある“気付き”によって育まれていくものなのです。

【「理想」と「現実」の間で揺れるとき】

再婚家庭では、「こうあるべき」という理想(=上質世界)を誰もが持っています。
たとえば、・子どもと自然に打ち解けたい
・再婚相手にもっと理解してほしい
・前の家庭のことを気にせず笑い合いたい

でも現実は、時間をかけて少しずつ育っていくもの。
すぐに“理想の家族”になれなくても、
それは「うまくいっていない」のではなく、信頼を育てる途中なのです。

【小さな“気付き”が関係を変えていく】

たとえば、
・子どもが自分から話しかけてくれた
・パートナーが「ありがとう」と言ってくれた
・家の中に笑い声が増えた

そんな一瞬にこそ、すでに幸せは息づいています。
探すのではなく、気付くこと。
それが家族の関係をやわらかくし、温かくしていきます。

【幸せに気付く3つのステップ】

1.比べない、焦らない
他の家庭やSNSの理想像と比べず、「昨日より少し話せた」「前より笑えた」と、自分たちのペースで進んでいることを感じてみましょう。

2.「できていない」より「できている」を見る
関係がぎくしゃくする日も、「諦めず向き合おうとしている」自分を認めてあげてください。

3.感謝とねぎらいを伝える
「ありがとう」「お疲れさま」のひとことは、家族に安心を届け、信頼を深める魔法の言葉です。

【幸せは、すでにここにある】

幸せは、誰かが運んできてくれるものではありません。
“気付いた瞬間に、そこにある”もの。

ステップファミリーという新しい形の中で、
小さな幸せを見つけ合える関係を育てていくこと。
それが、家族が本当の意味で「ひとつのチーム」になる第一歩なのかもしれません。

もし、既に今の家庭内での幸せを見つけることができない。
そんな方は、私が幸せを見つけられるよう、お手伝いをさせて頂きます。

カウンセリングは、お一人でも良いですし、カップルで受けられも大丈夫です。
お気軽にカウンセリングをお申込みくださいね。

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