歩いてこども支援【ORANGE WALK 2024】のご協力のお願い

この度、NPO法人M-STEPは、今年度の「歩いて子ども支援『ORANGE WALK 2024』」のプロジェクトキャンペーンに参画することに決定いたしました。

ORANGE WALKとは11月の児童虐待防止月間にオレンジカラーを身につけて歩き、
児童虐待問題の啓発とNPO団体への「歩いて寄付」を行う企画です。

～理事長ひらたえりからのメッセージ～

いつも当団体の活動へのご理解とご支援やご協力をして頂き、誠にありがとうございます。
また、当事者のみなさんにとっての受け皿になれるよう活動を続けてきた当団体は、
2024年9月から12期目に突入しました。

今回、このORANGE WALKのプロジェクトに参画すると決めたきっかけは、
主催団体の取り組みに共感を得られたのと同時に
「ステップファミリーにおける虐待をなくしたい！」
という想いが強かったからです。

私の子ども時代は、父母の離婚後、ＤＶ加害者の父と暮らしていましたが、
”このままでは自分が殺されるか？”
”もしかしたら自分が父親を殺してしまうのではないか？”
という不安の中で過ごし、その後、養親に引き取られ、
再婚をした母親の家とDＶ加害者の父親の家を行ったり来たりしつつ、
帰る家は養親の家という生活をしていました。

そして、大人になって初婚継母時代の時は、継子育ての苦悩とストレスで、
虐待まがいのことをしたことがあり、通報をされた経験もあります。
けれど、当時の私には相談場所もなく、いっそのこと、自分が死んでしまった方が、
私以外の家族が幸せになるのではないか？と考えたこともありました。

子ども時代には、何とか助けてくれる大人と出会うことができましたが、
初婚継母になってから、特にステップファミリーへの社会的な理解が乏しい中では、
誰かに相談をしたところで、悩みが解消されることもなく、
自分のストレスを継子に向けてしまう傾向になりがちでした。

現在も時々、ニュースで見る、ステップファミリーが関連する虐待事件。
そんなニュースになる”一歩手前”のステップファミリーや、
ひとり親で現在、恋愛中の方がいらっしゃるのが現状です。

もちろん、幸せなステップファミリーの方もいらっしゃいます。

ステップファミリーは、虐待リスク要因（可能性を高める要因）のひとつではありますが、
未然に防ぐ方法もあります。

それは、私たちのような専門家に相談をすることです。
Ｍ－ＳＴＥＰでは、いろんな方法でご相談ができる仕組みを作っています。

★活動内容（相談窓口）★

こうした私たちの活動の周知と、ステップファミリーへの社会的理解を深める為、
そして、ステップファミリーのみなさんが笑顔で過ごせるような活動を継続していく為にと、
今回、「歩いて子ども支援『ORANGE WALK 2024』」のプロジェクトへの参画を決めました。
専用のアプリを入れて”歩く”だけで、児童虐待問題の啓発とNPO団体への寄付を行うことができるプロジェクトです。
私たちと歩く方、ひとりひとりが支援者です。
プロジェクト開始期間になりましたら、ぜひともＭ－ＳＴＥＰへの応援WALKをして頂けますと幸いです。
どうぞよろしくお願い致します。

NPO法人M-STEP　理事長　ひらたえり