育児の悩みが激減する、たった1つのこと
仕事をしながら
ADHDの息子2人のワンオペ育児…
親と夫には、手に負えない、と距離を置かれ
まさに孤独でした。
店を走り回る…
話を聞かない…
わがまま…
何度教えても身につかない…
保育園では、今日も○○できませんでした、と言われて謝り、病院では、『お母さんの関わりが…』と言われ、頑張っているのに報われない虚しさでいっぱいでした。
ねえ、
何万回言えば気が済むの!!
止まれって言ってるよね⁈
いい加減にして!!
毎日のように怒鳴り、責め立て
時に物を投げ、イライラの勢いで手が出ることもありました。
やってしまった罪悪感と同時に
言うこと聞いてくれたら
こんなことしなくて済むのに…
と、イライラをこどものせいにする
自分もいました。
育児やめたい
逃げたい
毎日、そればっかりを考え
『育児辛い 施設』と検索する日々。
そんなとき、生協のイベントで、子育てを学ぶ機会に恵まれました。
ADHDのお子さんを育てた講師の話を聴きながら、これでラクになれば、という想いと、きっと子どもは変わらない…という想いで半信半疑でした。
これでダメなら施設に預けよう…
そう決めて、育児を学んだことで、嘘のようですが、育児が劇的に楽になりました。
わたしは、自己流の育児を手探りでやっていて、本当に必要な育児の知識を
『知らなかっただけ』
だったのです。
子どもたちの特性は、変わらなくとも
私の関わりや思考が変わったことで、マイナスの行動も、さほど気にならなくなりました。
いま、実子や継子育てに悩んでる方は、とても苦しいですよね。
夫婦関係にも影響してきて、悩みはさらに深刻になっていきますし…。
あの日の私が救われたように、少しでもラクになっていただきたい想いから、沢山ある学びの中から1番効果的なことをお話しします。
いいところだけをみる
親は子どもに対して、
しつけなきゃ
良い習慣を身につけさせなきゃ
と導いてあげたくなりますよね。
子どもに対して、良い習慣を身につけたいとき、効果的なのが『いいところだけをみる』です。
できていないことを直させようと、指摘すると、出来ないこと、不適切な行動が増え、反抗的になります。
逆に、いいところだけを見ると、良いところが増え、できないことが目立たなくなったり減っていきます。
これは、嘘みたいな本当の話で、ビリーフシステムという脳の仕組みを利用しています。
いいところをみてもらえること
できないことを言われること
私たちなら、どちらが自信がつきますか?
また、嫌になりすぎて、いいところがない、という人もいるでしょう。かつての私がそうでした。
そんなときは、『リフレーミング』を使ってみてください。
長所は短所の裏返しです。
走り回る子なら、『元気!』『機敏』『足が早い』
わがままなら、『自分のペースを大切にできる』『意志が強い』
など変換できます。
例え癇癪が起きても、今日は昨日より1分短くなった!と、だんだん良い出しが得意になっていきます。
ここまで聞いて、
こんな苦労しているのに、なんで私が変わらなきゃいけないの?
当たり前のことを言ってるだけなのに!
変わるのは子どもや夫!
そう思うのも当然です。
それだけ、頑張っているからこその想いです。
せっかくの頑張り。
ベクトルを少し変えて『自分が楽になるためにやる』と決めて、チャレンジしてみませんか?
最初は、変化がなくて、バカバカしいと思うかもしれませんが、まずは3週間やってみてください。
やれそうだな、と思ったら、次に100日を目指してみましょう。
自分の関わりが変わる事で、見える世界が変わる事を実感できると思いますよ♪
また、年齢や学年にとらわれず、その子なりの成長だけをみるのも、良いところ探しのコツですし、悩みが激減するポイントです。
人と比べられるのは、大人だって嫌なものです。私は、継子に亡くなったお母さんと比べられたとき、継子の寂しさを頭では理解していても、なんとも言えないモヤモヤを感じました。
私たちは人間ですから、みんな同じように成長するわけはなく、個体差があって当然です。親も得意不得意があるように、子どもたちも同じ。
得意を伸ばし、自信をつけてあげる事で、良い部分がどんどん増え、子育てが楽になっていきます。
ぜひ、試してみてくださいね。