自分自身を変える100日カウンセリング

私のカウンセリングはアメリカのウイリアムグラッサー博士の「選択理論」を基本にしていますが、「100日カウンセリング」というオリジナルのプログラムをもってカウンセリングしています。

相談者とカウンセラーが交換日記のようにやりとりするカウンセリングシートBOOKがあります。
シートの項目はいくつかに分かれていて、日々の生活の中で自分に向き合うための質問に毎日答えていくというシートです。

クライエントから1週間分のシートが送られてきたら、赤い文字で沢山の元気になるコメントやアドバイスを書いて送り返します。
これはまるで赤ペン先生みたいで、交換日記みたいです。

シートの最初の項目は
「あなたの長所を書いてください」
ということで自分の長所を書き続けて増やしていくという内容です。

「毎日同じことを書いてもいいんですか？」
と聞かれますが、毎日の繰り返しが思考習慣を作っていくので大切なんです。

自分に向き合うこと100日で、前向きな思考習慣や気にしない力、自分のマイナスの感情を上手にコントロールする力がついていきます。

シートを書きながら、2週間に1回くらいの頻度でカウンセラーと話をする時間をとります。
カウンセリングのあとには必ず毎回、簡単な宿題がでます。
宿題を実行してカウンセリングシートに向き合う100日がとても大切です。

計画して実行する力が上がると、自己肯定力も自然に上がっていきます。
後ろ向きだった毎日が前向きになり、小さなことを気にしてウジウジしていた自分が変わっていくことに徐々に気が付くようになるでしょう。

「変わらなくてはいけないのは私ではなく夫です！」
という方がいますが、残念ながら人は変えられないです。

だから自分がその不満に対応できるような力をつけていくことが、ストレスの解決になります。
そして不思議なことに自分が変わると周りの人が変わります。

自分に向き合う100日はゴールのある問題解決の手段です。

新川てるえ