100日カウンセリングを終えてのご感想

先日100日カウンセリングを終えたA様よりご感想をいただきました。

『以前の私は、継子のわがままやしつけのなっていない行動に苛々して、強く叱ってしまって継子から避けるような行動をとられたことから、叱らないように心掛けていました。その心掛けによって自分の気持ちを押し殺し、強いストレスを感じていたと思います。カウンセリングシートを通して、自己肯定感を持ち、乗り越えていく感覚を少し身に着けることができたと思います。

漫然と過ごすのではなく、自分のやりたいことを文字にすることで、充実した毎日を過ごせることを知り、カウンセリングシートが終わった今でも、やりたいと思った瞬間にメモをとり、書き出しています。

これからもきっと継子がいることで悩むことも多いでしょうが、今ある幸せにしっかり目を向けて、自分自身も継子も大切にして、乗り越えていきたいです。』

 

A様は継母さんで、ご自身のお子さん（セメントベビー）はいらっしゃいません。子育てする中でイライラすることは実母にもあること…。子育ての経験のない中で、うまくいかないイライラに試行錯誤頑張っていらっしゃり『継子さんにとってどうか？』を考えて対応されている姿に感銘を受けました。しかし、そのことで『自分を大切にする』ことからは外れてしまい、バランスがとれていなかったようです。

100日を迎える直前のA様のシート内容には大きな変化がありました。

もう、ご自身を犠牲にしない、
自分だけが我慢してよしとしない
毅然とした姿が感じられました。

うまくいっていない問題にフォーカスしていると
いつしか『自分のこと』を忘れがちになりますが
100日カウンセリングでご自身のリズムを取り戻していらっしゃいました。



A様　100日カウンセリングご卒業おめでとうございます！

悩みはいつどんなときにも現れることがあるものです。
しかし、その悩みに浮き沈みするのではなく、幸せに近づく方に向かって進む選択が可能です。

ご自身のリズムでゆとりができると捉え方も緩んでいきます。

なかなか話せる環境がないステップファミリー におけるお悩みの軽減や改善、解決に
M-STEPでは、当事者の皆さんとの繋がりの場となるピアカウンセリング、心の整理と安定につながる100日カウンセリングにおけるサポートを行っています。

穴井典枝